その一言は 「青い花」 8巻

その一言は 「青い花」 8巻
「人を好きになることが、こんなにみにくいことだと知らなかった」
7巻を読んで、「あ、これ別れるな」と思ったんですよ。
でまぁ予想通りあーちゃんとふみちゃんは別れました。
杉本先輩の一言であーちゃんは気付いてしまったんですね。ふみちゃんを傷つけたくないから付き合っていたと。
かつてその杉本先輩に「いい加減な気持ちでふみちゃんと付き合ってほしくない」と言った自分が今まさに同じことをしている。
自分の恋を見つけられるのかとハラハラしながら見守ってましたが、ここにきて…。
で別れた。今まで通りでいようと言ったのはふみちゃんで、周りは二人が別れたということは知らない。
別れたけど、ふみちゃんはあーちゃんが好き。あーちゃんもふみちゃんが好き。
だから考える時間が欲しい、その間にお互いに好きな人が出来ちゃうかもしれないけど。
ちゅーわけであーちゃんはふみちゃんを待たせます。2年待たせます。
あーちゃんの心境に変化が訪れたのは大学に上がって髪を切った日。
偶然外でふみちゃんを見かけたけど、隣に知らない女の子がいた。
自分が子供だから、新しい交友関係に嫉妬してるだけとそこでは思ったけど、それが恋と気付くのはまだ先の話。
井汲さんの結婚式で久しぶりに再会して、ふみちゃんがその友達の話ばかりしてきたことが決定打になった。
その友達の話を聞きたくないのは嫉妬してるから。自分が、ふみちゃんを好きだから。
今度はあーちゃんがふみちゃんに告白をして、二人はよりを戻しました。
はああああ…良かった…ほんと二人が再び結ばれて良かった…。
もう、もうマジにロンドンであーちゃんが泣いたりふみちゃんが別れ切り出されたこと思い出して泣いたときはどうしようかと思った。
ちゅーか杉本先輩が再び重要人物になろうとは!しかもなんか凄い美人になってない!?流石やで…。
いなくなってから気付くこともあるんだよね、大切な人だからこそ大きい存在だったんだよな。
ほんとにもう、ほんとにあーちゃん、ふみちゃん待たせ過ぎだよ…2年以上経ってもまだあーちゃんのこと好きなふみちゃんもふみちゃんだよ。
青い花は俺が百合を好きになるきっかけの作品であり、その作品が堂々の最終回を迎えられて本当に嬉しい。
この作品に出合えて本当に良かった。あーちゃんとふみちゃんがまた二人一緒になれて本当に良かった。
もう百合のバイブルだよ俺の中で。志村先生本っ当にありがとうございました!
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