志村貴子初BLコミックス 志村貴子 「起きて最初にすることは」

志村貴子初BLコミックス 志村貴子 「起きて最初にすることは」
起きて最初にすることは 君より先に目を覚まし 君の寝顔を確認すること
青い花、放浪息子など数々の神作品を世に送り続けてる志村貴子先生の初BL本がついについに出ましたよ。
一昨年の同人イベでBLを題材にした同人を出してまして、それは滅茶苦茶よかったんですが、今回はどうでしょうか…。
表紙右の公崇と左の夏央は義理の兄弟。最初は戸惑っていたが、公崇が勉強を教え始めることになってから打ち解け合い、順調な生活を送っていた。
ある日公崇が自室で男とHしているところ(しかも公崇が口でシて出された直後)を夏央に見られてしまい…。
と、とんでもねー場面を見られてしまったという。その後夏央が学校で言いふらし結果的に公崇は学校を辞め引き籠りになってしまった。

現在の二人。夏央はリア充やりチン公崇はニートで変態。このゴムだって「夏央のだから使った」と面と向かって言い放つほど。
兄弟仲も険悪というわけでなく、ちゃんと会話もあるし嫌いというわけでもない。これは相当な救いよ。
この二人がうまく(?)いってるのは、夏央の公崇への評価がなぁ…前はかっこよかったっつってるし、めっちゃ懐いてたし。"兄"として慕ってたから、あんなの見ても毛嫌いすることなく接してるのかな。それ以外にももちろんあるけど
当の公崇は「兄でない俺の欲望は触るだけじゃすまされない」とかさーもうさーお前さー!!

1教科成績が上がるたびに1射精許してやるの図
ここで笑ってちゃその後の展開ついていけないから慣れるように。

前半はそういう言動があるとちょい笑ってたんですが、だんだんと無言で読み進めてしまった。
ただの義兄弟もの(ってもBL本なんて読んだことないから比較できないけど)ではなく、ちゃんと話として一本筋が通ってて、作品として面白いから引き込まれたわけで、やっぱり志村貴子先生はすげぇなと思う。
「とにかくこの作品読め!」って気になってる人たちに言いまわりたいぐらい面白かった。
ほんとただのBL本にとどまってないしいつもの志村先生だったしおまけ漫画滅茶苦茶面白かったです。
帯もね、ちょっとレジ持ってくの恥ずかしくなった。とにかく読んでほしい、最終的になんでか泣きそうになってた自分がいる。
志村孝子まつりもいよいよ来月の画集で終わりですが、まだ一向に詳細来ないんだよね…延期はほんとにやめてね?
リレー漫画見るにラヴ・バス載るっぽいし出版社の垣根越えて掲載されるんかな。
これBL本読んでる人に聞きたいんだけど、そういう行為になりそう、なってるシーンで笑っていいもんなの?
なんかあっちは大真面目にやってるから読んでるこっちが笑っちゃ失礼かんかねー。
っても放浪息子でにとりんが安那ちゃんと電話しながら一人でシてるとこで呼吸困難になるほど笑ったけどさ。
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